ENGLISH

PROFILE OF ARTIST

阿部 清子(あべ・きよこ)

1970年東京生まれ。現代人の心模様をモチーフに、墨を使用した人物画を描く。
強さと儚さを持ち合わせた画家本人の雰囲気が直接表現に反映され、不安定さの中にも眼力のある女性像が大変高い評価を受けている。

中村 正義(なかむら・まさよし)

1924年-1977年愛知県生まれ。画家 。
日展審査員となるが脱退。のちに人人会を結成する。
映画「怪談」(小林正樹監督)のため「源平海戦絵巻」(東京国立近代美術館蔵)を制作。
また写楽の研究、美術のオークション化への推進、絵の具の調合研究、額縁の大量生産化、
また東京展を創設するなど日本画壇の改革や美術界の革新に力を注いだ。

蹄斎北馬(ていさい・ほくば)

江戸時代中期の絵師。1771年-1844年(生没年推定)。
江戸を代表する浮世絵師葛飾北斎の門人。中でも筆頭に挙げられる。狂歌絵本、読本の挿絵など版本や、刷物の作品を数多く手がける。文政頃(1817年頃)より肉筆画に専念し、北斎風にとどまらない独自のスタイルを確立した。

勝川春英女(かつかわ・しゅんえいじょ)

江戸時代後期の絵師。詳細は不明。落款に春英女とあり、勝川春英の女性の弟子、または娘が描いたものと思われる。

vol. 8 2013-2014 WINTER EXHIBITION

しゃれのめす女たち

 

PARK HOTEL TOKYO 25F ATRIUM / OPEN 11:30AM〜10:00PM
入場無料 | 期間中無休 (ただし臨時イベントにより会場内入場の時間制限などを設けさせていただく場合もございます。)

今回のアートカラーズは、日本の女性をテーマに『しゃれのめす女たち』と題しまして、
江戸時代の肉筆浮世絵と、現代作家が描いた女性像を中心に展覧会を開催致します。
〝しゃれのめす〟とは、江戸時代に使われた言葉で、思いのままにしゃれる、大いにしゃれるという意味です。
当時のファッションリーダーは、芸者や花魁たち。特に吉原の花魁は絢爛豪華な衣装を身にまとい、
着物の柄合わせや、化粧、髪飾りなど細部にわたる部分まで気を利かせ、新しもの好きの江戸の人々の憧れの的となりました。
 現代画家・阿部清子は、母として、女として、日々さまざまな葛藤の中で女性を描き、 現代人の心模様をモチーフに表現しています。
その他昭和の画家中村正義の描いた舞妓なども展示致します。
いつの時代も華やかでありがならも凛として都会で生きる女性たちと、パークホテルのアトリウムにて冬の賑わうひとときを、
身も心もおしゃれにお楽しみ下さいませ。

【協力】:羽黒洞  【総合プロデュース】:creative unit moon
【映像制作】:antymark
 ※会期中、作品をモチーフにした映像作品をアトリウム壁面の大型スクリーン(高さ約30m×幅約8.5m)で上映します。


◎肉筆浮世絵 (にくひつうきよえ)とは
浮世絵は長い乱世が終わり、世の中が平和に向かっていた江戸時代に生まれた日本の代表的な絵画。
版画とは違い、作者が直筆で描いたものを肉筆という。また、浮世とは、少し享楽的なイメージもあるが、
根底には庶民の自然体な浮世観がテーマにある。
美人画、風景画、役者絵などその時代の文化をみることができる歴史的な資料でもあり、黒い部分は墨を使用し、色は胡粉や岩絵具を使用している。