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PROFILE OF ARTIST

山田 純嗣(やまだ・じゅんじ)

1974 長野県生まれ。愛知県立芸術大学大学院油画専攻修了。美術史上の名作絵画(2次元)をジオラマのように立体作品(3次元)として制作、絵画と同構図で撮影した後、印画紙上にエッチングによる線描やパール粉を使用したペインティングを施し独特のマチエールを構築した作品を制作している。
愛知県芸術文化選奨《文化新人賞》受賞、青木繁記念大賞展《優秀賞》他多数受賞。「POSITION」、(名古屋市美術館)、「アイチのチカラ!」(愛知県美術館)、「Imago Mundi」(ヴェネツィア)等出品、他。2014年7-8月、一宮市三岸節子美術館、9月不忍画廊にて個展。

藤浪 理恵子(ふじなみ・りえこ)

1960 千葉県生まれ。多摩美術大学大学院修了。ニューヨーク在住。風景・人物等によるフォトモンタージュ、独自に考案したフレスコ作品、クリアフィルムへのドローイング、映像作品など、動機や衝動・コンセプトによって様々な手法で制作、内外で活躍する現代作家。
New York state council for Fine Arts〈フォローシップ アワード〉受賞、「ポートレートコンペティション」(ナショナル・ポートレイト・ギャラリー、ワシントンDC)、「エキセントリック ポートレート」(ジェームス アートセンター、ウッドストック NY)、他。

藤田 夢香(ふじた・ゆめか)

1976 東京都生まれ。美学校にてスクリーンプリント学ぶ(故岡部徳三、松村宏に師事)。旅先の風景、身近な人物などを撮影しスクリーンプリントで、アクリルレジン、和紙、鏡などにプリントした立体・平面作品などを制作、LEDを使用した光の作品もある。詩を書くことも多く、作品の一部に潜めさせたり、作品タイトルがそのまま詩となっているものもある。
「シェル美術賞展」、「トーキョーワンダーシード」、「CWAJ PRINT SHOW-Associate Show」(東京アメリカン倶楽部)、「NEW CITY ART FAIR」 Shonandai my galleryブース(NY)、他。


坂本 藍子(さかもと・あいこ)

1977 東京都生まれ 多摩美術大学大学院修了。日本画家。木々の木漏れ日や水の波紋など、ほんの少しの周りの状況の変化で消えてしまう儚い風景のゆらめきの中に、風や音、気配、波動など目には見えないものを心の中の情景と重ね合わせて描く。今展出品の蝶の作品も日本画材で制作、骨組みは針金、羽周りは線香の火で焼き、本物の羽のように表現した。
日展入選、雪梁舎フィレンツェ賞展入選、佐藤美術館個展、松柏美術館花鳥画展入選、「遠き道 はて無き精進の道程」(岐阜県美術館、函館美術館、高崎タワー美術館他巡回)、他。

東樋口 徹(とうひぐち・とおる)

1975 奈良県生まれ。東京藝術大学修士課程修了。被写体や物質を一度分解し、線によって再構築する表現方法を用いている。目から入る情報量を極端に少なくすることで観覧者の「?」を楽しむ。シルクスクリーンの摺りは、少ない物で40回~50回摺り、インクの厚みによる立体感を生み出しているため、作品を近くで見たときに、遠目から見たただの線ではなくなる。ペインティングはシルクスクリーンのような立体感はなくとも、作品によってカラーの組み合わせによる、あたかもネオン管のようなニュアンスを醸し出す作品。

渡邊 加奈子(わたなべ・かなこ)

多摩美術大学博士課程美術研究科版画領域修了。技法は水性木版画。写真家・森山大道氏をリスペクトし、制作は雑誌の切り抜きや本の挿絵などを写真に撮り版に転写する。摺りは裏摺りで行い、製版の段階でカッターナイフを用い、切り込みの深さによる、墨のにじみでニュアンスを変え独特の世界観を演出している作家。
日本版画協会展《A部門奨励賞》、《B部門奨励賞》(東京都美術館)、Sixth Biennial of Engraving(近現代美術館ベルギー)、International Print Triennial Oldenburg(ホルスト・ヤンセン美術館ドイツ)、高知国際版画トリエンナーレ、ART SYDONEY(オーストラリア)、HANGA from JAPAN cross bay gallery(オーストラリア)

White Summer

PARK HOTEL TOKYO 25F ATRIUM ART LOUNGE / OPEN 11:30AM〜10:00PM
入場無料 | 期間中無休 (ただし臨時イベントにより会場内入場の時間制限などを設けさせていただく場合もございます。)

日本には「涼を取る」という言葉があります。涼しい風に当たるなどして、暑さをしのぐ。すずむ。といった意味があります。また、実際に体で感じるだけではない意味にも使われています。例えば、真夏に雪の絵を掛けたり、水槽を置いて観賞したり、ガラスなど透き通るものをみて氷を感じたり、目や耳からも涼しさを感じられるものを生活に取り入れことで、気分的にも暑さを紛らわす、これも昔からの日本人の知恵であり、夏の楽しみ方のひとつとなっています。
今回のアートカラーズでは、このような先人たちの知恵を活かしながら、「アートで涼を取る」試みを致します。藤浪理恵子、山田純嗣、藤田夢香、坂本藍子、東樋口徹、渡邉加奈子、現在活躍中の6作家を中心に展示致します。パークホテル東京にしかない解放感のある吹き抜けの空間アトリウムにて、まずは目から涼を取って頂き、そして耳や、舌でも、日本の夏を感じて頂ければと思います。

【協力】不忍画廊  【総合プロデュース】creative unit moon
【映像制作】antymark
 ※会期中、作品をモチーフにした映像作品をアトリウム壁面の大型スクリーン(高さ約30m×幅約8.5m)で上映します。