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OZ-尾頭-山口佳祐
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第24弾 OZ-尾頭-山口佳祐

  「歌舞伎」をテーマに画家・絵師のOZ-尾頭-山口佳祐さんが2016年6月20日から制作をスタート、ホテルに滞在しながら16日間制作を続け、2016年7月5日に完成いたしました。

 「思想・信仰・芸術・文化といった日本のあらゆる本質の中枢に感じる、日本の美のカタチは、曖昧でありながら、どこかリアリティのあるもの」と話す山口さん。歌舞伎の新春公演などで披露されるおめでたい演目である「矢の根」をモチーフに、曖昧さとリアリティさを内包する日本の美を壁に描きました。

 潔く、流れるように描かれた円や曲線により、躍動感が与えられた馬の絵。手足だけで歌舞伎の動きを表現した大胆な構図で、実態を隠すように描かれた円が、効果的に存在感を示しています。くすんだ地の色に映える赤の色彩。対照的に、ベッドの反対側には歌舞伎の舞台に設置された小道具の梅が、薄く描かれています。クローゼットを開ければ、渋い顔をして歌い語る浄瑠璃がいまにも聞こえてきそう。また、この部屋の見どころの1つはバスルームです。壁に描かれた絵を見ながら湯船につかれば、そこはさながら一等A席。

 アーティストルーム「歌舞伎」では、一風変わった滞在を楽しむことができます。

 

◎ご予約・お問い合わせは 03-6252-1100 まで
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Artist in Hotel 汐留
OZ-尾頭 山口佳祐
Artist in Hotel 汐留

日本の芸術・文化として代表的な歌舞伎。
常軌を逸脱した行動や派手な装飾、また、一風変わった異形のことを指した語「かぶく」が語源と言われている。
“日本の美”という感覚は、古来より思想・信仰・文化・芸術といった日本のあらゆる本質の中枢で生き続けているように感じる。そのカタチは、万物に潜む神々のように曖昧でありながらどこかリアリティのある存在であり、まさにそれは「かぶく」という語が意味する異形のひとつとして表現することができるのではないかと思う。

歌舞伎の描写をイメージし、その二面性と曖昧さ、そしてリアリティさを私のフィルターを通して表現した。扉を開いたその先に待っているOZの世界をぜひ感じていただきたい。

OZ-尾頭-山口佳祐